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クランプメーターとは、云わずと知れた回路に流れている電流の量を測定する装置のことですよね。
昔からある電気テスターだと、回路に端子を接触させたり、接続したければなりませんでした。
場合によっては、いったんスイッチを切らなければならなかったり、回路自体を変更しなくてはいけなかったりします。
実際に運用されている回路に流れる電流の量を測るのは大変な作業でした。
しかし、クランプメーターは、回路を構成する電線の一部を測定部で挟み込むだけで回路に接触することなく、電流の量を測ることができる測定機器です。
これにより、今までのように回路を切断したり、変更したりといった作業をすることなく、電流の測定を行うことができるようになりました。
また、通常の電気テスターの時にあった逆接続する事により起こる破損もなくなりましたので、どちら向きに電流が流れているか不明な場合でも利用が可能となりました。
逆向きに電流が流れているときはマイナスで表示されるので、それにより確認することができます。
それに、直接回路に接触することがないので、大電流が流れるような回路の電流測定も安全に行うことができます。
なので、電流量が不定という場合にも利用できます。
といろいろ利点を述べてきましたが、実はクランプメーターの原理は意外と簡単にできています。
中学や高校のときに物理の授業で習った電線に電流を流すと、その周りに磁場ができるという原理を利用しています。
クランプメーターの測定部分にあたる磁場を測定することにより、その値から逆に電流を測定するというのがクランプメーターの原理です。
このクランプメーターを利用することによって、通常の電線を流れる電流を測ることができますし、漏れ(リーク)電流も測定することが可能となります。
まぁ、何といっても、既存の電気テスターとは違い、接続により破壊が発生しないので安心して使用できます。
先ほども述べましたが、クランプメーターは、電線の周りの磁場を測定することで間接的に電流量を測定するテスターです。
なので、性質上、あまり少ない電流では測ることが難しくなります。
もちろん、クランプメーターには測定できる電流の量に応じてさまざまなサイズのものがありますが、それでも限界があります。
そんな時には、ジグを使います。
ジグを使用することにより、クランプメーターで測定できる電流をさらに細かくする事ができます。
ジグといっても、そんなに複雑なものではありません。
回路の中に簡単なコイルを挟み込むことにより、そのコイルをクランプし、測定量を倍加させるというものです。
例えば、コイルを10回巻けば、測定量を10倍にできるので、通常よりも10倍の精度で測定できるということです。